<作業>芽を摘むという作業(芽摘み・例.イチイ,イワシデ |
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冬芽が開いて新芽が伸び出しますが、すべての枝が同時に新芽を開くわけではありません。強い枝先の芽がまず開きます。そして順次弱い芽まで開きますが、強い新芽がどんどん伸びてしまうと力がそこにいってしまうため弱い芽は開かないということもあります。ちょっと極端な言い方ですが、理屈はそうです。 そこで強い芽が開いたら芯の芽を摘んで抑制するのが「芽摘み」です。これは一度で終わりではなく、生長期はくり返されます。 「強い芽は抑え、弱い芽を伸ばす」樹勢のバランスを整えるのが目的です。 |